サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli 1445-1510イタリア)初期ルネサンスの古代神話と物語を描く天才画家。通称“マドンナとヴィーナスの画家”と呼ばれ、代表作『ヴィーナスの誕生』『春』は、あまりにも有名です。新プラトン主義を保護する大富豪メディチ家をバックに、ルネサンス期...
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レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci 1452-1519 イタリア)初期ルネサンスの自然主義が頂点に達し、新しい主役たちが個性あふれる芸術を開花させたのが、盛期ルネサンス(美術史ではラファエロの死までの30年間)でした。その最初の巨人がレオナルド・ダ・ヴィンチです。彼は画家と...
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ミケランジェロ・ヴォナローティ(Michelangelo Buonarroti 1475-1564 イタリア)盛期ルネサンス時代、ダヴィンチと競い合える実力を持った彼を、人々は「神のごとき人(ディヴィーノ)」とまで呼んでいました。ラファエロやダヴィンチとともに盛期ルネサンス三大巨匠の一人です。ミケラ...
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ラファエロ・サンティオ(Raffaello Santi 1483-1520 イタリア)ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂で天井画『アダムの創造』を描いている頃、同じヴァチカン宮殿では、三代巨匠の一人、若き天才画家ラファエロが『アテナイの学堂』の壁画を描いていました。イタリア、ウルビーノ生まれのラファ...
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エル・グレコ(El Greco 1541-1614 ギリシャ)ねじれた人体、明暗の強い対比、原色の鮮やかな色彩が特徴の「マニアリスム」を代表する画家エル・グレコ。ギリシャのクレタ島に生まれ、イタリアで画家になるための修業の後、スペインに渡り名声を得ました。グレコとは通称"ギリシャ人"という意味であり...
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パウルス・モレールス (Paulus Moreelse 1571-1638)
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グイド・レーニ(Guido Reni 1575-1642 イタリア)詩人ゲーテによって「神のごとき天才」と激賞されたグイド・レーニは、イタリア北部のボローニャに生まれ、画学校(アカデミア・デリ・インカミナーティ)に入り、そこでカラッチに師事した人物です。20歳半ば、ローマに出て本格的な画業を始めます...
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ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer 1632-1675 イタリア)“光の魔術師"と呼ばれ、17世紀を代表する画家の一人と言われた、フェルメールはオランダのデルフトに生まれ、画業のスタートは歴史画でした。17世紀のオランダでは、これまでの教会、宮廷と言った二大パトロンから市民階級...
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ディエゴ・ベラスケス(Diego Rodriguez de Silva y Velazquez 1599-1660 スペイン)17世紀1スペインバロックの巨匠ベラスケスは、スペイン、アンダルシア地方セビーリャに生まれました。カラヴァッジョのリアリズムと、徹底した明暗法、そして写実的な厨房画、ボデゴン...
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レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン(Rembrandt Harmensz. van Rijn 1606-1669 オランダ)17世紀オランダ絵画を代表する画家で、オランダ西部ライデンで生まれます。レンブラントはアムステルダムで集団肖像画、神話、聖書を主題とした作品で評価を確立しました。この地に...
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ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(Michelangelo Merisi da Caravaggio 1571-1610 イタリア)17世紀イタリア絵画の革命児、カラヴァッジョは、ミラノで画家の修業をし、宗教画や風俗画などを描いてきた人物です。北イタリアの小さな町、ロンバルディアのカラヴ...
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フランソワ・ブーシェ(Francois Boucher 1703-1770 フランス)ブーシェは、明るく甘美な色彩で神話画や風俗画を描いたロココを代表する画家です。ロココとは、窮屈な古典主義に対する運動で、パリの貴族の間に起こりました。ロココという名前は、ロカイユに由来し、流麗な曲線を持つ貝殻状の人...
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ジャン・オノレ・フラゴナール(Jean Honore Fragonard 1732-1770 フランス)18世紀フランス最高の官能美画家フラゴナールは、フランス、グラースに生まれます。はじめは、画家シャルダンに入門、次いでブーシェに師事し、『黄金の子牛にいけにえを捧げるヤラべウム』でローマ賞1等を受...
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フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ(Francisco Jose de Goya 1746-1828 スペイン)ロココ美術がフランス革命により、それを支えた貴族の没落同時に衰退し、古典芸術への回帰を目指した新古典主義が台頭します。その最初の近代画家と呼ばれたゴヤは、スペイン北東部サラゴーサ近郊に生まれます...
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ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル(Jean Auguste Dominique Ingres 1780-1867 フランス)絵画の分野で19世紀を支配したのは新古典主義とロマン主義でした。前者はローマ美術の理想の復活、そして後者は自由で個性的な表現を追い求めていったのです。ダヴィットがベルギ...
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ジャック・ルイ・ダヴィッド(Jacques Louis David 1748-1825 フランス)ヴィンケルマンの説く新古典主義「理想美」を作品の上で復活させたダヴィッドは、事実上の新古典主義のリーダーでした。ダヴィッドは、ナポレオンの帝政時代に活躍し、最初フランスアカデミー会長ヴィアンに学び、アカ...
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ウジェーヌ・ドラクロア(Eugene Delacroix 1798-1863 フランス)ロマン主義最高の画家と詠われたドラクロワは政府高官の子としてパリ郊外で生まれました。17歳でゲランに師事し、そこでロマン主義の創始者ジェリコーと会います。ジェリコーが33歳で、落馬が原因で夭折ロマン主義の後継者と...
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ギュスターヴ・クールベ(Gustave Courbet 1819-1877 フランス)レアリスム(写実主義、現実主義)の極致を、追い求めた画家クールベは、フランスオルナンに生まれた画家です。パリに出てルーヴルで模写に明け暮れるこの時代、社会が産業革命により大きく変化しょうとしていました。こうした背景...
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カミーユ・コロー(Camille Corot 1796-1875 フランス)バルビゾン派を代表刷る風景画の巨匠コローは、フランス、パリに生まれ、風景画家に師事した後、イタリアに留学、色彩に対する感性を磨きます。バルビゾン派というのは、パリの郊外フォンテーヌブローの森にある村で、バルビゾンに移り住んだ...
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フランソワ・ミレー(Francois Millet 1814-1875 フランス)バルビゾン派を代表する画家で、“農民画家”とも呼ばれたミレーは、フランスノルマンディーで、代々続く農家の長男として生まれました。最初は肖像画家の下で修業、パリで美術学校に入り、肖像画家を目指します。『小麦をふるう人』を...
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カミーユ・ピサロ(Camille Pissarro 1880-1903 フランス)初期印象派の大御所的存在のピサロは、西インド諸島のサン・トーマ島に生まれます。パリに出てパリ万国博覧会で、バルビゾン派を代表する画家コローの作品に大きな感銘を受け、コローのアトリエで、共に勉強することになります。やがて...
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エドワール・マネ(Edouard Manet 1832-1883 フランス)"近代絵画の父"と呼ばれ、印象派の先駆者的存在のマネは、パリの高級官僚の家に生まれ、父の手ほどきで画家を目指します。歴史画家トーマ・クチュールに師事、大作『アブサンを飲む男』は、サロンで落選します。当時サロンは、アカデミーが...
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エドガー・ドガ(Edgar Degas 1834-1917 フランス)“踊り子の画家"と呼ばれた印象派の画家ドガは、パリの裕福な家に生まれ、官立美術学校に入り画家を目指します。イタリアに渡り、ルネサンスの画家の研究をし、新古典主義のアングルの影響を受けモネやルノアールと親交を深め、印象派展の中心的役...
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アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley 1839-1899イギリス)印象派を代表する一人で、多くの連作を描きました。印象派の中でも、モネやマネ、ルノワールなどの強烈な個性はないですが、確かな技術と才能に恵まれた画家、というのが大方の批評家の見方です。イギリスの商人の子として、国籍はイギリ...
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クロード・モネ(Claude Monet 1840-1926 フランス)印象派を代表する巨匠クロード・モネ。代表作『印象日の出』が印象派の名称となったのも有名です。フランスパリに生まれ、少年期をフランス北西部ル・アーブルで過ごす。パリに出て画塾で、絵の修業をします。この時期にブーダンの感化を受け、画...
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ピエール・オーギュスト・ルノワール(Pierre Auguste Renoir 1841-1919フランス)甘美な裸婦や明るい少女を描く、印象派を代表する画家、ルノワールは、フランス中西部リモージュの職人の家に生まれます。パリで一時期、陶器の絵付け職人として働きますが、画家を目指し官立美術学校に入り...
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ポール・セザンヌ(Paul Cezanne 1839-1906フランス)近代絵画の父と呼ばれ、20世紀の画家たちに大きな影響を与えました、ポスト印象派の画家セザンヌは、南フランスエクス・アン・プロヴァンスに生まれます。パリの官立美術学校を受験するが二度落ち、ルーブル美術館で模写しながら絵の修業をして...
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ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(Vincent van Gogh 1853-1890 オランダ)後期印象派を代表する異端児で、10年の短い生涯を駆け抜けた炎の人ゴッホは、オランダフロート・ズンデルド、カルヴィン派の牧師の息子として生まれます。いろいろな仕事を転々とし、本格的に画家を目指すのは27歳を過...
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ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin 1848-1903 フランス)ゴッホと共に後期印象派で、放浪の画家としても知られ、タヒチの楽園風景の作品群で有名な画家ゴーギャンは、フランスでは母方の南米チリーの血を受け継ぎ生まれました。26歳で画塾に通い始めて美術に触れ印象展へ出品します。ゴッホの呼び...
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グスタフ・クリムト(Gustav Klimt 1862-1918 オーストリア)ウィーン分離派、世紀末の巨匠クリムトは、オーストリアウィーン郊外の彫金師の家に生まれます。これまでの保守的な芸術団体に対して分離独立して新しい美術家グループを興そうとする動きが出て来ました。この新しい動きをゼツェッション...
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エゴン・シーレ(Egon Schiele 1890-1918オーストリア)今世紀初頭、クリムトと並んで、ウィーンを代表する画家シーレは、オーストリアのトゥルンで、鉄道官史の息子として生まれました。ウィーン美術アカデミーに学びクリムトと知り合います。アカデミーをやめ「新芸術家集団」を結成、ブタべストで...
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アルフォンス・マリア・ミュシャ(Alfons Maria Mucha 1860-1939 チェコ)世紀末のアール・ヌーボゥー画家ミュシャは、チェコソロヴァキアのイグアンチェッエと言う小さな町に生まれます。プラハの美術学校の入試に失敗、オーストリアのウィーンで舞台美術の工房に就職、その後、ミュンヘン、...
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パブロ・ピカソ(Pablo Picasso 1881-1973 スペイン)キュビズムを代表する20世紀最高の天才画家ピカソは、スペイン南部マラガで美術教師の父の元に生まれ、マドリードの王立美術学校で学びます。パリに出て本格的に画家を目指すこととなり、冷たい青を多用した哀愁の"青の時代"、恋人との華や...
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アンリ・マティス(Henri Matisse 1869-1945 フランス)20世紀最初の絵画革命フォーヴィスムの旗手マティスは、北フランスル・カトー・カンブレジに生まれます。画家を志しパリへ出てモローに師事、サロン・ドートンヌ(秋のかおり)に出品、大胆な筆致と強烈な色彩に、フォーヴィスム(野獣)と...
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モーリス・ユトリロ(Maurice Utrillo 1883-1955 フランス)エコール・ド・パリの孤高の天才画家ユトリロは、パリモンマルトルのポトー街にシュザンヌ・ヴァラドンの私生児として生まれました。17歳でアルコール中毒となり入院、その治療のため絵を描かせたのが画家となる第一歩だったという画...
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アメデオ・モディリアーニ(Amedeo Modigliani 1884-1920イタリア)エコール・ド・パリを代表する画家の一人です。モディリアーニ。肖像画、裸婦を数多く残した天才画家モディリアーニは、北イタリアの港町リヴォルノで生まれました。22歳のときパリに出てモンマルトルのピカソ、ドンゲン、ユ...
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マルク・シャガール(Marc Chagall 1887-1985 ロシア)エコールド・パリを代表する”色彩の魔術師”シャガールは、ロシアのベラルーシのユダヤ人が人口の大部分を占めるシュテットルで生まれました。シャガール自身東欧系ユダヤ人です。レオン・パクストの美術学校で学んだ後、パリに出ることとなり...
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ジョルジョ・デ・キリコ(Giorgio de Chirico 1888-1978 イタリア)メタフィジカルな新しいタイプの絵画を創造した、シュルレアリスムの画家キリコは、ギリシャのボロスでイタリアの両親の元に生まれます。画家を目指したのは父の影響が大きく、11歳で画家マヴハディスの影響を受け絵画へ目...
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サルバドール・ダリ(Salvador Dali 1904-1989 スペイン)ピカソと並んで20世紀最大のシュールレアリスムの画家ダリは、スペインのカタルニア地方のフィゲラスに生まれました。25歳でパリに出てシュールレアリストのグループに加わります。そこでガラと出会い激しい恋に落ち結婚することになり...
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ルネ・フランソワ・ギスラン・マグリット(Rene Francois Ghislain Magritte 1898-1967 ベルギー)ダリと並んで超現実主義シュルレアリスムを代表する画家で、ベルギーのレシーヌに生まれ、ブリュッセルで絵を学びフランス、パリに出ます。そこでダリやエリュアールらのシュール...
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