日常に潜む謎〜マグリット

マグリットの絵画動画



ルネ・フランソワ・ギスラン・マグリット(Rene Francois Ghislain Magritte 1898-1967 ベルギー)
ダリと並んで超現実主義シュルレアリスムを代表する画家で、ベルギーのレシーヌに生まれ、ブリュッセルで絵を学びフランス、パリに出ます。そこでダリやエリュアールらのシュールレアリストと出会うことになるのです。

元々マグリットの描いた絵は、シュルレアリスムに近い絵を描いていました。それというのも彼はグラフィックデザイナーとして活動していましたが、ダリと親交を深める様になり画家としての活動も始めたからです。

実際にはありえない場面を緻密に描写、そこに非現実的なトリックが配されています。

白昼の空の下に夜の光景を描いた『光の帝国』雲のない青空に、雲の形をした女性のトルソー、チューバ、椅子が並ぶ『不気味な天気』。これは日常生活では、なんら関連性のない三つのものを並べ、ありえない現実を表すマグリットの手法です。

彼の作品にはこうしたには芸術を否定する挑発行為と見られるものが多いです。それは絵だけではなくタイトルも謎が多く、絵と全く関連性のないものが多い『王様の美術館』青空に大きな鳩を描いた有名な作品『大家族』などがそれに当たります。

マグリットは69歳で没するまで、現実の向こう側に、仕掛けを持った作品を描き続けた偉大な画家でした。


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