ボローニャに生まれた巨匠〜レーニ

グイド・レーニの絵画動画



グイド・レーニ(Guido Reni 1575-1642 イタリア)
詩人ゲーテによって「神のごとき天才」と激賞されたグイド・レーニは、イタリア北部のボローニャに生まれ、画学校(アカデミア・デリ・インカミナーティ)に入り、そこでカラッチに師事した人物です。

20歳半ば、ローマに出て本格的な画業を始めます。

代表的な作品は、ローマのロスピリオージ宮殿の天井画『アウローラ』。
この作品に描かれている理想化された優雅な人物の表現や優しさあふれる柔和な色彩などレーニのどの作品でも見られ、ルネサンス期の巨人ラファエロの古典主義様式の影響を受けたことが伺えます。『アウローラ』の人の配置など古代様式が見られるところにも興味深いものがありますね。

この『アウローラ』が完成した年に、生まれ故郷ボローニャに、レーニは帰りました。
教皇や貴族からの注文を断り、華やかな生活を捨てて故郷に帰ったのは自由な生活を望んだためなのでしょう。

レーニに影響を与えた画家は、ラファエロの他バロック期の巨匠、カラバッジョがいます。
劇的な構図や激しい明暗の対比は、レーニの作品に色濃く投影されているといえるでしょう。
ボローニャの国立絵画館に展示されている『嬰児虐殺』などにも見て取れます。


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