空のシスレー

シスレーの絵画動画



アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley 1839-1899イギリス)
印象派を代表する一人で、多くの連作を描きました。
印象派の中でも、モネやマネ、ルノワールなどの強烈な個性はないですが、確かな技術と才能に恵まれた画家、というのが大方の批評家の見方です。

イギリスの商人の子として、国籍はイギリスですが、生涯の大半はパリで暮らしました。グレールの画塾に入り、モネ、ドガ、ルノワール、バジールらと出会いフォンテーヌブローの森やパリ郊外で制作活動します。

そして彼らと印象派グループを結成、印象展を開催します。彼は写実主義のクールベやバルビゾン派のコロー、ドービ二-の影響を受け、自ら"コローの弟子“と名乗ることもあったといいます。

父の破産により経済的困窮に陥り、労働者階級の革命政府パリ・コミューンから逃れるため、ルーヴシエンヌに移住、以来ここから彼の連作活動が始まります。

ルーヴシエンヌ時代には130点もの作品を制作しました。

その代表的な一点『アルジャントライユの広場』そして『アルジャントライユのセーヌ河』です。
ノートルダム教会を連作的に描いた14点の連作の一つ『ポール=マルクの洪水』イギリス様式の代表作としてあげられるのが『モレジーの競艇』でしょう。

晩年期に描き、高い評価を受けた『朝の日差しを浴びるモレの教会』など農村、河川、田園風景などを色彩豊かに描いてきました。


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