画家の中の画家〜ベラスケス

ベラスケスの絵画動画



ディエゴ・ベラスケス(Diego Rodriguez de Silva y Velazquez 1599-1660 スペイン)
17世紀1スペインバロックの巨匠ベラスケスは、スペイン、アンダルシア地方セビーリャに生まれました。

カラヴァッジョのリアリズムと、徹底した明暗法、そして写実的な厨房画、ボデゴン画からスタートし、24歳の若さでフェリペ四世の宮廷画家となったのです。

彼は生涯をマドリードの宮廷で過ごしました。17世紀は、バロック時代とも言われ、"歪んだ真珠"を意味し、激しい動勢や、強烈な明暗表現のダイナミックな絵画が、主流でした。
その中にあってベラスケスは、特に肖像画の面において優れており、写実的描写の天才、さらに"鏡のようなレアリスム"と呼ばれ、高い評価を受けていたのです。

フェルペ四世の王女マルゲリータと、宮廷人たちの集団肖像画『ラス・メ二-ナス』は、ファンアイクの『アルノルフィニの肖像』を参考にした作品で、幾何学と遠近法を駆使した画面構成となっている、ベラスケスの晩年の傑作です。

宮廷画家として、見たものを特に美化することもなく、あるが侭に描くこの手法は、すべての作品のベースになっており、勢いのある筆致はまさに、ベラスケスの特徴となっています。その傾向は、『官女たち』にも見られますね・・・。

17世紀はスペイン絵画の黄金時代と言われ、そのリーダー的存在が、最高の宮廷画家ベラスケスでした。


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