メアリー・カサット

メアリー・カサットの絵画動画



メアリー・カサット(Mary Cassatt 1844-1926 アメリカ)
アメリカで印象派を普及させた女流画家メアリー・カサットは、ペンシルヴェニア州アリゲニー・シティに銀行家の裕福な家庭の娘として生まれました。

16歳で画家を志し、ペンシルヴェニア美術アカデミーに入学、本格的に美術の勉強をします。パリ万国博で、アングルや、ドラクロワの作品に触れ、再びフィラデルフィアの美術アカデミーで絵画の基礎を学びます。サロンへ何度も出展、入選をするものの、何かをつかめずにいました。

そんな時、印象派の大御所ドガと出会います。この出会いがカサットの運命を左右することとなるのです。『5時の紅葉』サロンの入選作『闘牛士にパナルを差し出す娘』油絵の技法が爛熟期の作品で、カサットは好んで舟遊びを題材にした作品を描きました。『舟遊びする人』『夏の日』など。

アメリカを中心にフランスイタリア、スペインなどを歴訪しながら作品を次々制作していきます。その中で、カサットの代表作として有名な作品『青い肘掛け椅子にすわる少女』。この作品は、ドガとカサットの共同作品として余りにも有名です。

カサットは「私が少女を描いていると、ドガがそれを見て背景について助言してくれた。そして自分で背景に手を加えた」といいます。

しかしその作品があろうことか、万国博のアメリカ部門に出品し落選しました。「ドガの手を加えた作品を落とすとは!」と、カサットは激怒した曰く付の作品です。またカサットは、日本の浮世絵に刺激を受け、版画も手がける様にもなりました。晩年は、視力の衰えから、絵画制作を断念したといいます。


スポンサーリンク
 

スポンサーリンク