フリーダ・カーロ

フリーダ・カーロの絵画動画



フリーダ・カーロ(Frida Kahlo 1907-1954 メキシコ)
伝説の女流画家フリーダ・カーロは、メキシコシティのコヨアカン地区に写真家ドイツ人ギリェルモ、母メキシコ人マチルデの間に生まれます。6歳のとき、小児麻痺にかかり右足に生涯付きまとう後遺症が残ります。

メキシコ最高レベルの教育期間、国立予科高等学校に入学。ここで学校の壁画を制作していたディエゴ・リベラと出会います。
19歳で始めての油彩画『ビロード服の自画像』を描き、NY近代美術館で古典を開催『フリーダとディエゴ・リベラ』を描きます。

母の死でデトロイトに戻り『私の誕生』を描きます。
2度目の流産で、せめて絵の中でわが子を!ということで描いたのでしょう。ちなみにこの絵の持ち主はマドンナです。

脚の再手術を行います。『私の祖父母、両親、私』を描きます。パリでブルトンとデュシャンの企画した展覧会に出品『ふたりのフリーダ』ルーヴル美術館がフリーダの自画像『フレイム』を買い上げました。
晩年には『折れた支柱』『希望の樹、しっかりと立て』など、病床の中次々と制作します。

フリーダ・カーロは、波乱にとんだ人生でした。作品は自画像が圧倒的に多いです。それを見てもフリーダの絵は、彼女の人生を抜きにして語れないものがあります。

彼女の絵の特徴として両極端な要素が対立して描かれています。そこに彼女のメッセージが隠されているのではないかと考えずにはいられません。その絵が描かれた時期のフリーダの身の上に起こった出来事と照らし合わせてみると、何か見えてくる様な気がしてならないのです。それほどこの恋多き女性フリーダの人生は、凄まじいものがります。


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